ご挨拶
 日本工業大学空手道部部長の瀧ヶ崎隆司(たきがさきたかし)です。2000年(平成12年)4月に日本工業大学に着任以降、教養科目の心理学や教職科目を担当しています。空手道部との関わりは、前部長の竹内敦彦先生が定年退職された後、2005年(平成17年)4月に部長を引き継いで以来ですので既に17年になります。
 さて、日本工業大学は、2022年(令和4年)に新たにデータサイエンス学科が設置され、基幹工学部(機械工学科、電気電子通信工学科、応用化学科)、先進工学部(ロボティクス学科、情報メディア工学科、データサイエンス学科)、建築学部(建築学科)の3学部7学科(入学定員計990名)体制となりました。長らく学生の大半を工業高校出身者が占めていましたが、現在では普通科高校出身者の方が多くなるなど時代と共に変化しています。しかし、建学以来の実工学の理念は学生の間に脈々と受け継がれています。
 空手道部に関しては、残念ながら近年、活動が停滞気味であると言わざるを得ません。その理由の一つは新型コロナウイルス感染症の流行によるものです。特に2020年はほとんどの授業が遠隔で行われ、部活動も完全にストップして、先輩後輩間の引き継ぎもできないような状況になってしまいました。2021年以降、復旧しつつあるものの影響は続いています。もう一つの理由は学生気質の変化です。もちろん本学では部活よりも勉学優先ですが、そちらに重心を置き過ぎ(成績を気にし過ぎ)ていたり、アルバイトの時間が増えたりして、部活のための時間を捻出することができないケースが見られます。この傾向は簡単には変えられないのかもしれません。しかし、部活に入ったからには全力で取り組み、部活でなければ味わえないような体験をしてほしいと思っています。そのために微力ながら学生の指導に努めていく所存です。
 最後に、日空会の皆さまのご健勝を祈念すると共に、現役学生に対して引き続きさまざまな角度からのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2022年(令和4年)8月
日本工業大学空手道部部長
瀧ヶ崎 隆司